２０１２年７月撮影
名前はまだなゐpresents エキチカヘブン＠堺パンゲア。
３年連続で出させてもらって、
自分の中でも夏の風物詩として定着してきて、
これからもずっと続いていくんだろうなぁと思っていた
このイベントが、今年で終わった。
とてもいいイベントだった。
季節は夏の初め、
舞台の向こうは海で、風が吹いていて、
飲み物を片手に舞台を眺めたり、
音楽に合わせて踊ったり、
疲れたら眠ってもいいし、海を見に行ってもいい。
そんなイベントは、他には無かった。
「エキチカヘブン」と検索すると、
このイベントの情報がずらりと並ぶ。
この、定番感がありかつ美しい名前を、
他の誰も思いつかなかったということだ。
名前はまだなゐの代表の杉田君は、
日本各地に住みついて、そこで知り合った人たちを巻き込んで
地域密着型イベントを作り上げる、ということをやってきた人で、
だからエキチカヘブンにも、沖縄や東京といった遠方からやって来て、
参加して楽しんで帰っていく人達がいる。
エキチカヘブンは、そんな名前はまだなゐの活動の魅力を
集約したかのようなイベントだった。
ここで一度、区切りをつけたかったという決意の中身は
本当のところ、よく分からない。
ただ、今回で最後、という事実が
この二日間を、光に包まれた、特別なものにした気がする。
初日の最初と、二日目のラストに上演された
名前はまだなゐの作品は、これまで観た中で最高のもので
僕の中に深く刻まれて、忘れることはできない作品となった。
自分も出演していたので
持っていったのはコンパクトのデジカメで、
ただ気軽にシャッターを切っていたにすぎないのだけれど、
まとめておきたくなって、今回、ここにアップすることにした。
基本的に、初日が明けてリラックスした二日目の写真が中心で、
しかも自分の出番や休憩の関係で、出演者の一部しか写っていない。
また、最後のほうは、名前はまだなゐの作品の上演中のもので、
ぼやけてぶれた写真が多いが、あえてそのまま載せてある。
以上をご容赦いただきつつ、ご覧ください。
・・・そして今はただ、ありがとうエキチカヘブン
という気持ちでいっぱいである。
大沢 秋生
■ 名前はマダナゐ presents
エキチカヘブン'12
堺パンゲアでの
夏の恒例イベントの最終回
２０１２．７．２２ 公開
⇒ 名前はまだなゐ
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